「風評被害に負けないで」セイノーホールディングスが福島県産食材を社員食堂のメニューに使用

食べて応援。処理水放出に伴う風評被害が懸念される、福島県産食材の消費を社員食堂が後押しです。

この取り組みは、岐阜県大垣市の運送大手「セイノーホールディングス」が始めたものです。

「ふくしま応援フェア」と銘打たれた25日のメニューは、福島産の「あおさ」を使った天津飯風のどんぶりと、福島産豚肉の生姜焼きで、副菜に福島産トマトのお浸)しも提供されました。

フェア開催を知った社員らは福島県を応援しようと次々に注文し、ランチに舌鼓を打っていました。

(セイノーホールディングス 社員)
「(風評被害は)あまり気にしていないのでおいしくいただいている」

(セイノーホールディングス 森忠則さん)
「お客さまが困っていると声を聞いているので、微力ながらお手伝いさせていただくことになった」

今後は本社食堂で少なくとも毎月フェアを開催するほか、ギフト用や社内の会食にも、福島県産の食材を使う予定だということです。

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