4年前の参院選大規模買収事件 元広島市議に罰金50万円など求刑

4年前の参院選での大規模買収事件をめぐる裁判で、検察は元広島市議の被告に罰金50万円などを求刑しました。

起訴状などによると、元広島市議の伊藤昭善被告は4年前の参院選で河井克行元法務大臣から買収目的で2回に渡り、現金あわせて50万円を受け取った疑いです。

25日の裁判で検察側は「現金の趣旨を公に出来ない性質の金と認識していた」と指摘。罰金50万円、追徴金50万円のほか、5年間の公民権停止を求めました。

一方、弁護側は「現金の趣旨は当選祝いと党勢拡大のための活動費」などとして無罪を主張し、公訴棄却を求めました。

判決は10月31日です。

(2023年9月25日放送)

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