勤務時間中の休憩時間の平均が4分足らず…教職員組合がアンケート調査を公表 岐阜

岐阜県の小学校では、教員の勤務時間中の休憩時間が平均で4分足らずだったことが教職員組合のアンケート調査で明らかになりました。

このアンケート調査は岐阜県の教職員組合が実施したものでおよそ1200人が回答。

それによりますと、教員が学校で実際に休憩できた平均時間は小学校で4分、中学校で6分足らずだったということです。

また、学校での時間外勤務と仕事を自宅に持ち帰って行った時間の合計は、1か月に換算して小学校の教員で平均およそ73時間、中学校で平均およそ81時間となっていて、多くの教員が本来勤務時間内に行うべき仕事を休憩時間や時間外、さらには持ち帰りでこなしている実態がうかがえます。

会見した岐阜県教職員組合の長谷川督翁執行委員長は「教員は余裕がないと満足な教育はできない。教員の人数を増やしてほしい」と訴えました。

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