【韓国】SKTと米ベンチャー、UAM商用化で協力[運輸]

韓国通信大手のSKテレコム(SKT)は24日、都市航空交通システム(UAM)の商用化推進に向けて、UAMを開発する米新興企業のジョビー・アビエーションと業務協約を締結したと発表した。

両社は2024年中にも、全羅南道高興郡に位置する国営の飛行性能試験場でUAMの実証実験に乗り出す計画だ。実際の機体を使用した運航検証のほか、第5世代(5G)移動通信システム基盤のUAM通信網の品質テストも実施する。

■1億ドルの戦略的投資も

これに先立ちSKTは6月、ジョビー社へ1億米ドル(約150億円)の戦略的投資を実行すると明かしていた。また実証実験の開始までに、ジョビー社製のUAM機体を国内に導入する方針だ。

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