「子どもたちを笑顔に」 栃木で有志企業が花火2500発 希望乗せ大輪開く

夜空を彩る花火

 【栃木】地域の子どもたちに笑顔になってもらおうと、市内外の有志企業による花火大会が24日、市大平運動公園で開かれた。2500発の花火が打ち上げられ、訪れた人たちを魅了した。

 有志企業10社でつくる実行委員会は2020年から、新型コロナウイルスの収束祈願の花火大会を開いてきた。今年は「とちぎ子供未来応援プロジェクト」と銘打ち、子どもたちに夢や希望を持ってもらおうと企画した。

 花火大会を前に地元小学生やフラダンス愛好家によるダンスショーが開かれた。花火は午後7時ごろにスタート。約50分間、色とりどりの花火が夜空を彩った。実行委の最上義和(もがみよしかず)さん(55)は「コロナで遊ぶ機会が減った分、子どもたちに喜んでもらいたい。笑顔が見られてよかった」と話した。

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