新月寒体育館、ドーム敷地に 札幌市、28年度完成へ調整 レバンガ本拠地想定

 札幌市は招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの競技会場として建設を計画している新月寒体育館について、札幌ドーム(札幌市豊平区)の敷地内に整備する方向で最終調整に入った。通年型アイスリンクと、26年に改変されるプロバスケットボールBリーグの1部(B1)にあたるトップカテゴリーの参入基準を満たす多目的アリーナを備え、B1レバンガ北海道の新たな本拠地とすることを想定。五輪招致が実現しない場合でも26年度に着工し、28年度までの完成を目指す。

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