4年ぶりに入場制限なしで開催 新京成が来月の「サンクスフェスタ」で車両基地を公開(千葉県鎌ヶ谷市)

「サンクスフェスタ」呼び物のラインナップ撮影=イメージ=(写真:新京成電鉄)

千葉県の準大手私鉄・新京成電鉄が主催する、ファン感謝イベント「新京成サンクスフェスタ2023inくぬぎ山」が2023年10月7日、千葉県鎌ヶ谷市のくぬぎ山車両基地で開かれる。今回は4年ぶりに、入場制限なしでの開催となる。

「鉄道の日」(10月14日)などで、鉄道への社会的関心が高まる10月恒例の催しで、迎えて27回目。2020年と2021年はコロナ禍で中止、2022年は3年ぶりに復活したものの、完全予約制で入場時間も指定されるなど、一定の感染対策が取られた。今年は制限なしで、事前の申し込みも不要。自由来場制は2019年以来だ。

主なメニューは、全車種が勢ぞろいの「ラインナップ撮影」を目玉に、ミニ電車コーナー、電車運転席での記念撮影、モーターカー体験乗車、鉄道会社のグッズ販売など。鉄道ファンからファミリーまで、誰でも楽しめるラインナップを用意する。鉄道部品の販売はない。

開催時間は10時~15時30分(最終受け付け15時)。会場の車両基地は、新京成線くぬぎ山駅から徒歩約20分。

新京成への鉄道他社からの接続駅は、京成本線が京成津田沼、JR総武線が津田沼(新京成の駅名は新津田沼)、東武アーバンパークラインと北総鉄道(京成成田スカイアクセス)が、ともに新鎌ヶ谷、JR武蔵野線が新八柱駅(新京成は八柱)、JR常磐線が松戸。

記事:上里夏生

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