北陸新幹線と車並走「新九頭竜橋」がプラレールに 福井県とタカラトミーがコラボ、11月発売

新九頭竜橋を再現した北陸新幹線のプラレール商品のイメージ画像(©TOMY)

 来年3月16日の北陸新幹線福井県内開業に向け、福井市の九頭竜川に架かる日本初の新幹線と道路の併用橋「新九頭竜橋」を再現したプラレールの「W7系北陸新幹線かがやき」のセットが商品化され、11月23日から全国発売される。

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 福井県と玩具メーカー、タカラトミー(東京)のコラボ商品。W7系車両は青色の車体上部と銅色のライン、車体側面のマークなどが精巧に表現されている。新九頭竜橋は新幹線と道路が橋脚を共有する全国初の構造が特徴で、ミニカーの「トミカ」(別売り)を使って新幹線と車が並走するシーンを楽しめる。

 県とタカラトミーは県内開業に向けて、プラレールの商品化を皮切りに多彩な連携企画を展開。プラレールを使用して福井駅や敦賀駅を模した巨大なジオラマ(約8畳分)を東京駅「スクエアゼロ」などで9月30日から展示するほか、越前和紙や越前塗を使ったオリジナルのアートプラレールを制作予定だという。

 県は「プラレールを通じて福井の魅力を発信し、子どもたちが鉄道への興味、愛着を育むきっかけにしたい」としている。

 「W7系北陸新幹線かがやき 鉄道道路併用橋セット」は希望小売価格7480円。全国の玩具専門店や量販店などで販売する。

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