クラシックカーが都内走る 日本で初開催 男性の健康のための啓発活動目的に

男性の健康のための啓発活動を目的としたチャリティイベントが行われ、様々なクラシックカーが都内を疾走しました。

DGDと言われるこのイベントは、前立腺がんの研究などのために寄付を呼びかける目的で行われていて、伝統的な衣装をまとったドライバーがクラシックカーで市街地を駆け抜けます。

今年は世界66カ国202都市で実施されたこの催し。「初開催」の日本では埼玉県皆野市から都内を通り、神奈川県三浦市まで約6時間のコースで行われました。

記者:「私は今クラシックカーの助手席に乗っているのですが、ガソリンの香りとエンジンの振動があいまって非常に乗っていて楽しいです」

参加したのは、海外製の貴重なクラシックカー21台。

参加者:「これはですね、イギリス製の車で1949年製のMG-TCという車です。こういった服装まで含めて楽しもうと言うイベントは日本ではなかなかないんですけど、普及するのは嬉しいなと思います」

主催者はこのイベントを毎年開催したいと話しています。

主催者 奥村さん:「女性の乳がんを啓発するピンクリボンがありますよね、それの男性版(のようなもの)。(HPなど)あちこちに発信されますので、そういったのを見てまた台数が1台、2台、10台どんどん増えていってくれたら」

今年は9月24日時点で、全世界で約5562万円の寄付が集まったということです。

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