大手食品メーカー「カゴメ」（本社名古屋市）は、青森県産リンゴの果汁を使用した季節限定のジュース「野菜生活100 青森りんごミックス」を26日から全国発売する。10周年を迎えた今年の商品はトキとふじを合わせ、さわやかな甘さに仕上げた。
同社は、全国の果実などを使った季節限定のジュースを商品化している。県産リンゴを使ったジュースは人気が高く、2014年から10年連続の販売となる。195ミリリットル入りで、店頭想定価格は税込み120円前後。12月上旬まで約1300万本を販売予定。
25日、同社から10年連続の販売報告を受けた宮下宗一郎知事は「青森リンゴのブランド力向上につながる取り組みで感謝している」と述べた。
同社マーケティング本部飲料企画部の西村晋介部長は取材に「農家、消費者の方がいて10年続けてこられた」と感謝し、今年の商品については「県産リンゴの香りや甘さ、酸味を味わってほしい」とPRした。
連動企画として、十和田市の和洋菓子店「大竹菓子舗」で26日から、青森りんごミックスを使ったプリンを販売。県庁内の食堂「花林檎（りんご）」では27日、10月4、11、18日の4日間、カゴメ商品使用の日替わり定食購入者に同商品を贈呈するキャンペーンを実施する。
