メッセンジャー黒田有、朝ドラ初出演「物凄いプレッシャー」

10月2日にスタートする連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)に、お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が出演が決定。黒田の朝ドラ出演は初となる。

連続テレビ小説『ブギウギ』の出演が決まったメッセンジャーの黒田有 (C)NHK

実はNHKのドラマには何度か出演している黒田。なかでも、2007年に近畿広域圏で放送されたドラマ『誰がパパやねん!』では脚本・主演をつとめ、のちに舞台化もされるなど、近年はお笑いだけでなく、役者としても活動している。

今回、朝ドラ初出演となった黒田は、「おかんが必ず観ていたのが朝ドラでした。今回お話をいただきましてうれしい反面、物凄いプレッシャーを感じました。台本が覚えられるだろうかとかの不安もありましたが、なによりほかの出演者が豪華すぎます」とコメント。

その黒田が演じるのは、ヒロイン・花田鈴子(趣里)の最愛の人・愛助(水上恒司)の東京での生活を面倒見るように社長(小雪)から言われている東京支社長・坂口役。たたき上げの強面だが、実は情にもろいという役どころだ。

そして、「私の役どころは、ヒロインとその恋人・愛助さんを別れさせようとする役ですが、その悪人に徹せられるか・・・(脚本の足立紳さんに『当て書きしたので大丈夫です』とかなり失礼な事を言われました‥)久しぶりのドラマ撮影とみなさんに迷惑をかけないかと気持ちが落ち着きません」と、毒舌の芸風で知られる黒田もやや勝手が違うようだ。

同ドラマは、『東京ブギウギ』で知られる戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルに、香川生まれ大阪育ちのヒロイン・花田鈴子が銭湯の看板娘から大スターへと成長する様が描かれる。脚本は映画『百円の恋』などの足立紳が担当。放送は10月2日から。

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