小雪が朝ドラ初出演「スズ子にとっては大きな壁となる存在」

10月2日からスタートする連続テレビ小説『ブギウギ』の追加キャストが9月26日に発表され、女優・小雪が朝ドラ初出演することが分かった。

連続テレビ小説『ブギウギ』の出演が発表された小雪 (C)NHK

同ドラマは、戦後の日本を象徴するヒット曲『東京ブギウギ』で知られる大スター・笠置シヅ子をモデルに、香川生まれ大阪育ちのヒロイン・花田鈴子(芸名:福来スズ子)が銭湯の看板娘から大スターへと成長する様が描かれる。

小雪が演じるのは、女手ひとつで日本を代表する興行会社へ成長させた「村山興業」の社長・村山トミ。趣里が演じるヒロインの最愛の人・村山愛助(水上恒司)は、トミのひとり息子にあたる。

小雪は、「主演の趣里さん演じられる福来スズ子が生涯愛した村山愛助の母であり、大阪の歴史ある興行を作られたやり手女社長 村山トミを演じさせていただきます」とコメント。

そして、「スズ子にとっては大きな壁となる存在ですが、トミの抱擁力やポジティブなエネルギー、母としての深い愛も表現できればと思っています。クランクイン前には、激動かつ華やかな戦前から戦後にまたがる日本の音楽、芸能業界のお話をいろいろお聞きし、改めてこの時代を生きる方々の力強さを学ばせていただきました」とも。

さらに、「初の朝ドラ、そして大阪局での撮影ということで、とても緊張していましたが、演者のみなさまスタッフのみなさまに支えられ、温かな雰囲気で撮影に臨めています。『ブギウギ』の世界観を視聴者のみなさまとともに堪能していきたいと思います」と語った。

すでに発表されているキャストには、草彅剛、菊地凛子、蒼井優、升毅、水川あさみ、柳葉敏郎らが名を連ねる。脚本は映画『百円の恋』などで知られる足立紳が担当。放送は10月2日から。

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