大阪駅前に1万人規模のイベント会場、野外フェス開催も視野に

2024年秋に一部エリアが先行オープンする、「グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発プロジェクト)」。エリアの中心「うめきた公園」内には1万人規模のイベントスペースが設けられ、大阪の都心部には類を見ない新空間が誕生する。

大屋根イベントスペース(提供:グラングリーン大阪開発事業者)

JR大阪駅と隣接し、現在大規模な開発が進んでいる「うめきたエリア」。なかでも、南公園内に設置予定の「大屋根イベントスペース」と「芝生広場」は、「街の顔」「梅田の新たなランドマーク」と担当者から大きな期待が寄せられている。

同エリアは噴水や芝生でくつろいだり遊んだりする「日常イベント」にくわえ、「非日常イベント」での利用も想定され、目前の芝生広場を合わせると約1万人を収容できる大規模なイベント空間となる予定だ。

担当者は、「今後は外部のイベンターや参画企業にも協力いただき、音楽ライブやフェスも開催できれば。屋外にあるので、季節に合わせたイベントもおこなっていきたい」と話す。

建設中の「大屋根イベントスペース」(2023年9月25日撮影)

これまでも大阪駅北側に位置する「うめきた広場」や、グランフロント北館1階の「ナレッジプラザ」で盛んにイベントが実施されていた「うめきたエリア」。今回の開発で約1万人の収容が可能かつ、屋根付きの野外イベントスペースが誕生するということで、担当者は「新しいキャラクターの空間になるのでは」とコメントしている。

取材・文・写真/つちだ四郎

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