病院から個人情報持ち出し不正に使用した疑い 病院の元職員を追送検【長野・松本市】

相澤病院から患者の個人情報を持ち出したとして逮捕・起訴されていた元職員の男が、情報を不正に使用した疑いで追送検されました。
不正競争防止法違反の疑いできのう追送検されたのは松本市の医療技師の男(31)です。男は去年3月、当時勤務していた相澤病院から営業秘密であるデータをUSBなどの記録媒体に複製し、持ち出したとして逮捕・起訴されていました。
捜査関係者によりますとデータには透析患者およそ180人分の個人情報が含まれていました。警察によりますとその後の捜査で持ち出した個人情報を不正に使用した疑いがあること、また、退職後の去年5月にも別の患者のデータを不正に持ち出した疑いがあることが分かったということです。警察は容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

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