名古屋市が取りやめ→参加の “県民の日ホリデー” 大村秀章愛知知事「当初の方針通り」

愛知県が定めた「県民の日学校ホリデー」への不参加を一度決定した名古屋市が、25日に一転して参加を表明。大村知事は「当初通りでよかった」と述べました。

(大村秀章知事)
「名古屋市と名古屋市教育委員会が当初の方針通りにやるということなので、それでよかったと思う」

愛知県はことしから、11月21日からの1週間のうち1日を市町村や公立の学校が休日に指定できる「県民の日学校ホリデー」を設けています。

名古屋市も11月24日に導入予定でしたが。

(河村市長 9月11日)
「愛知県の日は、明治4年か3年に名古屋県というのがあって、名古屋県の名前を残すのがいけないということで愛知県に。名古屋は“愛知の植民地”ですか?情けない」

河村市長が突如、反対。「学校ホリデー」への参加を取りやめ、休みは維持した上で市独自の休校日にする方針でした。

しかし、一部の市議から「政治権力を使い教育へ介入した」などと指摘があり一転、25日、参加する方針を示したのです。

これを受け大村知事は…。

(大村秀章知事)
「明治5年4月に名古屋県から申請があって名古屋県から愛知県に改称したということ。名古屋県がなくなったわけではない。」

河村市長の主張に反論したうえで「休み方改革として、こどもや家族ファーストでやってもらいたい」と話しました。

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