俳優として頭角を現しそうなユーチューバー・カルマ

ユーチューバー・カルマが26日、都内で行われたテレビ東京「ドラマNEXT」枠『推しが上司になりまして』(10月4日スタート、毎週水曜深夜0時半)の制作発表会見に出席したことを、各メディアが報じた。

人気漫画が原作の同ドラマ。主人公・中条瞳と瞳の分身となる“小天使”を鈴木愛理、瞳の推しで突然引退した舞台俳優・桐生斗真で、瞳の上司となる高城修一をGENERATIONSの片寄涼太が演じるラブコメディー。

カルマは作品にちなみ推しを問われると「僕です」と即答。「割と本当に自分が大好きで、全身鏡を各部屋に置いている。キャラクターでナルシストと言っていたのですが、本当に割と自分が好き」と照れ笑いを浮かべ、「自分で自分のモチベーションを上げています」と明かした。

もともと、16歳で福岡から上京し、21歳でユーチューバーデビュー。今や登録者182万人を抱える人気ユーチューバー。2021年7月に〝失踪騒動〟でネット上をにぎわせたが、大手レコード会社・エイベックスの傘下のマネジメント会社入りを発表し話題になった。

そして、今年4月期の小芝風花主演のドラマ「波よ聞いてくれ」で俳優デビューを果たし、今作が2作目となった。

「もともと、俳優志望だったこともあり、時代に逆行する形でまさかの芸能事務所入りを果たし世間を驚かせた。会見では先輩の役者陣に混ざって堂々と振る舞い大物感を漂わせていた。カタにハマらない演技で今後、俳優としても頭角を現すことになるのでは。そうなったら、またまたユーチューブの登録者数もどんどん増えるだろう」(芸能記者)

「波よ聞いてくれ」はゲスト出演だったが、今作にはレギュラーキャストとして出演し、現状の演技力をすべて出し切っているはず。ユーチューバー時代からのファンたちもその役柄や演技に注目しているはずだ。

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