窓口でマイナひも付けと口座登録したのに、次の人にポイント付与 ログアウト失念原因

京都府亀岡市役所

 京都府亀岡市は26日、マイナンバーカードの普及促進策「マイナポイント」で、誤って別人のキャッシュレス決済サービスに2万ポイントを付与するミスがあったと発表した。個人情報の流出はないとしている。

 市商工観光課によると、25日に女性が市役所の窓口で健康保険証のひも付けと公金受取口座の登録を行った際、ポイントの受け取り申請はせずに帰宅した。委託業者がログアウトを失念し、次に訪れた別の女性が申請を行い、誤ってひも付いてしまったという。

 女性が自宅でポイント受け取り申請しようとしたができず、翌日に同課に相談して発覚した。同課は2人に謝罪し、「ログイン・ログアウトの確認を再度徹底し、再発防止に努める」としている。

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