草花を愛する主人公・万太郎が成長し植物学者として大成するまでを描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。９月２６日に放送された第１２７回では、大泉村で暮らす万太郎たちのもとに、旧友の波多野と藤丸が訪ねてくるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。
写真左から、屋敷を訪れた藤丸（前原瑞樹）と波多野（前原滉）、２人の話を聞く寿恵子（浜辺美波）、万太郎（神木隆之介）(C)NHK
妻・寿恵子（浜辺美波）と娘の千鶴（本田望結）の３人で、東京の郊外・大泉村に暮らす万太郎（神木隆之介）。のどかな土地で幸せに過ごしていた万太郎だが、寿恵子が体調を崩していることに心を痛めていた。
ある日、大泉村に旧友の波多野（前原滉）と藤丸（前原瑞樹）が訪ねてくる。波多野が帝国学士院の会員として「最も優秀な頭脳６０人」に選ばれたことを祝い、宴会を開く万太郎と寿恵子。近況報告のさなか、波多野は万太郎に「理学博士にならない？」と切り出すのだった。
今週の放送では、万太郎が上京し大学に出入りし始めた頃からの友人・波多野と藤丸が登場。沼津に移住した藤丸が醸造の研究を続けていること、万太郎の姉・綾（佐久間由衣）と竹雄（志尊淳）が酒造りに励んでいることが明らかとなった。
ＳＮＳでは、年を重ねても仲睦まじい波多野と藤丸の様子に、「何年経っても仲の良い波多野＆藤丸コンビ」「おじいちゃんでも仲良しの波多野藤丸にも泣いてしまう」と微笑ましく思う人や、綾と竹雄が沼津で酒造りを続けていることに「綾ちゃん竹雄も元気で酒蔵も！」「綾と竹雄の消息もわかって安心したよ」と喜ぶ声もあがっていた。
放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。９月２７日放送の第１２８回では、万太郎が理学博士の推薦を受け、寿恵子は心から喜ぶ。１０月２日からは趣里がヒロインを務める『ブギウギ』がスタート。
文／つちだ四郎
