ビッグモーター前の枯死街路樹から除草剤検出で、滋賀県が被害届

滋賀県庁

 滋賀県は26日、草津市木川町の中古車販売大手ビッグモーター草津店前で枯死した街路樹から除草剤が検出されたことを受けて、器物損壊の疑いで滋賀県警草津署に被害届を提出した。

 県道路保全課によると、被害を申告したのは県道草津守山線沿いのクスノキ4本の枯死。草津店の前で枯れているのを5月末に確認し、倒木の恐れがあるとして6月中旬に県が伐採した。他県の店舗前でも同様に街路樹が枯死していたため、7月下旬から土壌や木片を調査していた。同店は除草剤の散布を認めており、会社が街路樹の原状回復を県に申し出ているという。

 同課は「除草剤の散布は悪質だと判断した。適切な対応を捜査機関に委ねたい」としている。

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