「感謝しています」2ゴールの三笘薫がチームメイトを称賛、逆転後もリスタートを急いだのは勘違い「1-1になっただけだと思って…」

[写真:Getty Images]

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫がボーンマス戦を振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。
【動画】実は勘違いだった!逆転ゴール後にボールを拾おうとする三笘

24日、プレミアリーグ第6節でボーンマスをホームに迎えたブライトン。ヨーロッパリーグ(EL)明けということもあり9人先発を入れ替え、三笘もベンチからのスタートとなった。

しかし、前半はなかなか嚙み合わずのブライトン。先制を許すと、アディショナルタイムに何とか同点に追いついたものの1-1で前半を終えた。

すると、後半開始からアンス・ファティとともに三笘が出場。開始17秒でそのファティのアシストから三笘の逆転ゴールが決まると、77分にはペルビス・エストゥピニャンのクロスから三笘でヘディングで2点目。日本代表MFの活躍でブライトンは3-1の逆転勝利を飾った。

途中出場からチームを勝利に導き、プレミアリーグの週間ベストイレブンにも選出された三笘。ボーンマス戦と出場からわずか17秒でのゴールについて振り返った。

「難しい試合でしたけど、前半のうちに同点に追いつくことができたことで試合が変わったと思います」

「アンスが積極的に動いて相手のボールをインターセプトしてくれたおかげで、得点しやすくなりました。アンスのクオリティーと(マフムド・)ダフードの小さなタッチに感謝したいです。ダフードがあの場所にいなければ、フリーになれなかったです。だから彼の役割もゴールに重要でした」

また、逆転ゴールを決めた後にはリスタートを急ぐような素振りを一瞬見せていた三笘だが、これは単なる勘違いだったようだ。

「1-1になっただけだと思っていたのでボールを拾いに行ったけど、冷静になって(ゴールを祝えることに気が付いて)良かったです」

三笘は、「ペルビスのクロスは完璧でした。ヘディングのための正しいポジション取りができたとはいえ、あんな風にクロスをコントロールできる選手はほとんどいないです。エストゥピニャンに感謝しています」と2点目をアシストしたエクアドル代表DFにも称賛の言葉を送っている。

ボーンマス戦の2ゴールで今シーズンのプレミアリーグでの成績を3ゴール3アシストに伸ばした三笘だが、「(ゴールとアシストの数は)悪くないですが、もっとゴールできるし、もし日曜日に得点していなかったら、その質問はされなかったでしょう。全然満足していないです)」とさらに上を目指していくと誓っている。

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