救急体制の連携強化を…医療従事者が消防の救急活動を学ぶ 愛媛・西条市

病院など医療機関で働く医療従事者に消防の救急現場を知ってもらい、救急時の連携強化に役立てようという研修が愛媛県西条市で行われています。

(西条市消防本部)
「火災ですか救急ですか?救急車向かう住所教えて下さい」

この研修は、医療従事者に消防の救急業務を知ってもらうことで、救急体制の連携強化を図ろうと、西条市が今回初めて実施したものです。

この日は、市内の病院に勤務する看護師1人が参加し、まず消防本部の通信指令センターで通報のやり取りを見学しました。

その後、消防署で救急車の中で人形を使った救命活動の体験などが行われ、参加した看護師は、真剣な表情で研修に臨んでいました。

(看護師 武田奈保子さん)
「救急隊の方たちと病院がスムーズに連携出来て必要な医療を素早く提供出来ることが出来て地域の皆さんに還元していくことが出来たら良いなと思う」

この研修は、今月28日にも実施され、救急車に同乗する研修も予定されています。

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