甲子園や処理水放出の報道に関心 8月の新聞協会調査

 日本新聞協会は27日、新聞、テレビ、インターネットといった各メディアへの接触状況を調べる「新聞オーディエンス調査365」の8月分の結果を公表した。新聞記事が最も読まれたのは24日で、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の慶応高(神奈川)優勝や、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡る報道に高い関心が寄せられた。

 2番目は18日。黒海を民間船舶が安全に航行できるよう、ウクライナ政府が独自に設定した臨時回廊の運用開始を伝える記事が注目された。東海道・山陽新幹線のダイヤが大幅に乱れるなど、各地で被害をもたらした台風7号に関する報道も多く読まれた。

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