インドネシアが独立リーグへ 東南アジア初のプロ野球球団

インドネシアの新球団の福原佑二代表(右)と九州アジアプロ野球機構の徳丸哲史代表理事=27日、佐賀県武雄市

 野球の独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグは27日、インドネシアの新球団が来季から準加盟することを承認したと発表した。球団によると、東南アジアでプロ野球チームが発足するのは初めてといい、競技の裾野を広げるのが狙い。チームは佐賀県内に拠点を置く見込み。

 年間の試合数は、現在リーグに所属している4球団の約3分の1に当たる24とする予定。2025年シーズンから正式加盟を目指す。インドネシア代表を中心とし、フィリピンやパキスタン、スリランカの選手で構成される。チーム名や監督は今後、発表される。

 福原佑二球団代表は「野球で生計を立てられるステージをつくりたい」と意気込んだ。

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