日本人女子唯一のシングルス本戦出場となった内島萌夏、グランドスラム本戦デビュー戦は世界44位ペラに決定 [全豪オープン]

内島萌夏のグランドスラムデビュー戦は世界44位に

1月16日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)の女子シングルス組み合わせ抽選会が、12日に行われた。アジア・パシフィック枠のワイルドカード(主催者推薦)を獲得している内島萌夏(安藤証券/世界ランク118位)は、世界ランク44位のベルナルダ・ペラ(アメリカ)と1回戦を戦うことになった。

昨季、ツアー下部大会で3勝を挙げるなど世界ランクを349位から自己最高の104位まで上昇させた内島。女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」日本代表にも選出されている。

これまでグランドスラム予選に3度挑戦していたものの、いずれも予選で敗退。4度目のグランドスラムとなった今大会で、アジア・パシフィック枠のワイルドカードを得て、初めて本戦に登場する。

その1回戦の相手となったのが、左利きのペラ。昨季序盤は100位前後をさまよっていたが、7月に2週連続優勝を成し遂げ、一気にランキングを上昇させて自己最高の42位を記録した。両者の対戦は初めてである。

上位4シードでは、昨年だけで2つのグランドスラム優勝を含むツアー8勝を挙げた世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第1シードとなり、初戦でユーレ・ニーマイヤー(ドイツ/同68位)と対戦。

第2シードには、昨季2度のグランドスラム準優勝と悔しい結果に終わったオンス・ジャバー(チュニジア/同2位)が入り、タマラ・ジダンセク(スロベニア/同88位)との初戦に。第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同3位)はジャケリン・クリスチャン(ルーマニア/同143位)、第4シードのキャロライン・ガルシア(フランス/同4位)はキャサリン・セボフ(カナダ/同191位)との対戦が決まった。

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