女王シフィオンテク、2013年セリーナ以来の年間8勝。大坂なおみが46位、内島萌夏が自己最高の111位に 10/17 付WTAランキングが発表【テニス

シフィオンテクが今季8勝目を挙げて最終戦へ弾み

10月17日、WTAは世界ランキングを更新。大坂なおみ(フリー)は前週から2つ落とした46位、日本人2番手には土居美咲(ミキハウス/同120位)を抜いて内島萌夏(フリー)が111位にランクイン。今季8度目のツアー優勝を果たしたイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2位のオンス・ジャバー(チュニジア)との差を広げた。

前週はツアー2大会が行われ、「サンディエゴ・オープン」(アメリカ・サンディエゴ/WTA500)では女王シフィオンテクが、ドナ・ベキッチ(クロアチア)をフルセットで下して、通算11度目のタイトルを獲得。10月31日に開幕するツアー最終戦「WTAファイナルズ フォートワース」(アメリカ・フォートワース)に向けて弾みをつけた。なお、準優勝のベキッチは一気に30のポジションを上げて47位に。1年3ヵ月ぶりにトップ50に復帰した。

なお、年間8度のツアー優勝は、2013年のセリーナ・ウイリアムズ以来のことで、2000年以降ではマルチナ・ヒンギス、キム・クライシュテルス、ジュスティーヌ・エナン、セリーナに次いで5人目である。

また、「トランシルバニア・オープン」(ルーマニア・クルジュナポカ/WTA250)では、アンナ・ブリンコワがジャズミン・パオリーニ(イタリア)をフルセットで下してツアー初優勝。ブリンコワが138位から79位に、パオリーニが78位から67位へ上昇している。

日本人選手では、大坂が46位にランクイン。そして、2番手に自己最高ランクとなる111位を記録した内島、3番手に120位で土居となっている。

© 株式会社キャピタルスポーツ