ガウフとガルシアがツアー最終戦出場の切符を獲得! 残る3枠を7名で争う熾烈な戦いに[グアダラハラ・オープン]

18歳ガウフが初めてのツアー最終戦出場権を獲得。ガルシアは4年ぶり2度目

現地10月19日「グアダラハラ・オープン・アクロン」(メキシコ・グアダラハラ/WTA1000)シングルス2回戦が行われ、第5シードのココ・ガウフ(アメリカ/世界ランク7位)と第6シードのキャロライン・ガルシア(フランス/同10位)が勝利。10月31日に開幕する女子テニスのツアー最終戦「WTAファイナルズ フォートワース」(アメリカ・フォートワース)の出場権を獲得した。

ツアー最終戦のランキングは、今シーズンの最大16大会で獲得したポイントがカウント(グランドスラムとWTA1000インディアンウェルズ、マイアミ、マドリード、北京が含まれなければいけない)。上位8名だけが最終戦出場権を手にすることができる。

今シーズン、1月のオーストラリアで開幕した女子ツアーも大詰めを迎え、全仏オープンとUSオープンを制すなど8度のタイトルを獲得した女王イガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク1位)、USオープン準優勝のオンス・ジャバー(チュニジア/同2位)、優勝こそないものの安定した強さを見せているジェシカ・ペグラ(アメリカ/同5位)が獲得していた。

18歳のガウフは初めてのツアー最終戦となり、ペグラとのダブルスでも出場権を獲得している。また、今季3勝を挙げているガルシアは、2017年大会以来2度目のツアー最終戦出場となった。

これで5名がツアー最終戦出場が確定。WTA1000グアダラハラ大会前には、17名の選手で5つの枠を争っていたが、残る3枠を7名で争う。

<ツアー最終戦の出場可能性を残す7名のポイント状況(WTA1000グアダラハラ大会2回戦終了時点)>
6位:アリーナ・サバレンカ(2970ポイント)
7位:ダリア・カサトキナ(2935ポイント)
8位:ベロニカ・クデルメトワ(2710ポイント)
10位:マリア・サッカリー(2641ポイント)
11位:マディソン・キーズ(2417ポイント)
14位:ダニエル・コリンズ(2287ポイント)
18位:エレナ・オスタペンコ(1986ポイント)

7名のうちサバレンカだけが2回戦で敗れているものの、キーズが優勝しなければ最終戦の出場権を獲得。決勝進出が条件となるキーズ以外の5名が、ボトムハーフに集まっており、熾烈な争いは最後まで分からない。果たして誰がツアー最終戦出場権を獲得するのだろうか。

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