悲願のJ1リーグに向けて大きな一歩 藤枝MYFCにJ1ライセンスを交付 スタジアム改修の“条件付き”=静岡

Jリーグは9月26日、現在、J2リーグの藤枝MYFCにクラブ史上初となるJ1昇格に必要なライセンスを交付すると発表しました。今後、スタジアムなどの基準を満たすよう、整備を進めるという条件付きです。

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<川島將選手・通算在籍7年目>
「藤枝MYFCに長く在籍していてJ1ライセンスを取得できるというのを聞いて、すごい感慨深い。いろいろな人が支えてくれてこういう状況をつくってくださったので、これにしっかりと自分たちが応えられるように頑張っていきたいと思います」

Jリーグは9月26日、2024シーズンのクラブライセンスの判定について会見を行い、藤枝MYFCに「施設基準の例外規定」を適用したうえで、J1ライセンスを交付すると発表しました。

藤枝MYFCのホームスタジアム、藤枝総合運動公園サッカー場は現在、収容観客数1万人を目指して藤枝市が改修を進めていますが、J1リーグでは1万5000人以上の収容が条件となっています。

<篠原大和記者>
「藤枝MYFCのホームスタジアムです。ゴールネットの裏は、現在、芝生席になっていますが、J1での戦いに備え、こちらに屋根付きの観客席を設置することを検討しています」

Jリーグは今回、「施設基準の例外規定」を適用してJ1ライセンスの交付を決めた藤枝MYFCなどに対し、スタジアムの条件を満たすための整備を昇格後、5年以内に着工することなどを求めています。

<須藤大輔監督>
「地域の皆様の力がなければこういう結果にならなかったと思いますから、本当に感謝するとともに自分たちの成績が整えばJ1昇格できますから、すごくリアルになった。もっともっと上を目指していきたいなと思います」

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