真っ赤なリンゴいかが? 鹿沼の渡辺りんご園 わせふじ収穫進む

収穫期を迎え、赤く色づいたリンゴ

 栃木県鹿沼市栃窪の渡辺りんご園で、赤く実ったリンゴの収穫が進んでいる。

 同園は約1.6ヘクタールの畑で11品種を栽培。今年は春先の暑さで開花が10日ほど早かったものの、朝晩の冷え込みがなかなか訪れず、色づきは例年並みという。

 現在はわせふじと呼ばれ人気の「昂林(こうりん)」や濃い味が特徴の「秋映(あきばえ)」などが食べ頃を迎えている。

 22日は小雨の降る朝から同園の渡辺敬一(わたなべけいいち)代表(56)が収穫作業を始め、色づきを一つ一つ確認しながらもぎ取っていった。

 渡辺代表は「リンゴ狩りも始まり、直売所もやっているので、真心込めて育てたリンゴを味わってほしい」と話している。11月に最盛期を迎える一番人気の「ふじ」まで収穫は続く。

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