22年自殺者、札幌市内359人 19歳以下と20代以下が過去10年で最多

 札幌市で2022年に自殺した人は359人で、このうち19歳以下は15人、20代は62人と、どちらも過去10年で最多だったことが市の集計で分かった。専門家は20年以降、新型コロナウイルス禍が非正規雇用の多い若年層に経済的打撃を与え、心の健康に影響を及ぼした可能性を指摘。市は若年層への対策として、啓発などを強化する。

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