茨城県選手団、健闘誓う ねんりんピックへ結団式

結団式で選手宣誓する平松俊男さん=水戸市千波町

愛媛県で10月に開かれる高齢者のスポーツ・文化の祭典「第35回全国健康福祉祭えひめ大会(ねんりんピック愛顔(えがお)のえひめ2023)」に出場する茨城県選手団の結団式が27日、同県水戸市千波町のセキショウ・ウェルビーイング福祉会館で開かれた。選手は大会での健闘を誓った。

茨城県選手団は選手と監督、事務局など147人。結団式で県福祉部の深沢泰子次長は「活動の成果を発揮してほしい。活躍を期待している」と激励。選手団の紹介後、深沢次長から選手団長の県社会福祉協議会の大川遵一常務理事へ県旗が手渡された。

選手団を代表し、最高齢でグランド・ゴルフに出場する平松俊男さん(88)=那珂市=が「茨城の代表としての誇りと高齢なっても健康で元気に活動できる喜びを胸に、培ってきた力を存分に発揮し、思い出に残る大会にすることを誓う」と力強く宣誓した。

大会は10月28~31日の4日間。茨城県選手団は卓球やテニス、ゲートボールなど計17種目に出場する。

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