ミランのステファノ・ピオリ監督が連勝を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
27日に行われたセリエA第6節でカリアリと対戦したミラン。先に失点を許す展開となりながらも、39分にFWノア・オカフォーの移籍後初ゴールで同点にすると、前半アディショナルタイムにCKからDFフィカヨ・トモリの逆転弾で後半へ。60分にMFルベン・ロフタス=チークのゴールで勝利を決定づけると、そのまま3-1で勝利した。
セリエAで連勝を飾ったピオリ監督は選手たちのパフォーマンスを称え、現在のスカッドへの満足感を示している。
「我々の試合の入りは良かったが、その後は甘さが出て後手に回ってしまったと思う。それでも、(失点の後から)チームは的確な反応を示してくれた」
「チームには多くの選手が揃っているわけではないが、私はこの状態を気に入っている。試合によっては困難に陥ることもあるだろうが、長期的に見れば不満を抱く可能性のある選手がたくさんいるより良いのだ」
「チームには準備ができている選手が何人もいる。短期間で見れば何かが起こった際に代償を支払うことになるかもしれないが、長期的にはそれが利点になるだろう。常にモチベーションの高い選手がいて、ケガのリスクも減るはずだ」
「ロフタス=チークは高い強度を持つ、完成された選手だ。テクニックやフィジカルなど、すべてを我々に与えてくれる。(ヤシン・)アドリはプレーメーカーとしてうまくやっていた。彼は7月からこの役割を果たしており、改善しようと努力し続けている」
「オカフォーは非常に良いパフォーマンスを見せた。(オリヴィエ・)ジルーとは異なる特徴を持ち、左サイドでもうまくやれる。(クリスチャン・)プリシッチも万能な選手だ。(ルカ・)ヨビッチもコンディションを取り戻しつつある。今日は難しい試合だったが、選手個々のレベルは良かった」