赤と白の共演 栃木でソバ開花、ヒガンバナも咲く

見頃を迎えたソバの花とヒガンバナ

 【栃木】大平町西山田の畑でソバの花が見頃を迎えている。あぜ道にはヒガンバナも咲き、秋の訪れを告げている。

 ソバ畑は地元の農業者らでつくる「西山田自然環境保全会」が管理している。約1万2千平方メートルの畑で8月下旬に種をまき、ここ1週間ほどの間に花が咲き始めた。

 順調に生育すればソバは12月に収穫する。その後、同会などが開く「そば祭り」でそばを打ち、地元住民らに振る舞うという。同会事務局の安藤俊吾(あんどうしゅんご)さん(77)は「昨年は雷雨などの影響でうまく育たなかったが、今年はきれいに花が咲いている」と話した。

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