プロの生演奏に触れてもらおうと「東北電力にいがた・新潟日報スクールコンサート」が9月27日、新潟県五泉市南田中の大蒲原小学校で開かれた。児童らはフルートやバイオリンなどのアンサンブルによる美しい音色を楽しんでいた。
新潟県出身や在住の音楽家でつくる「新潟ARS NOVA(アルス・ノーヴァ)」の17人が演奏。大蒲原小創立150周年記念のコンサートで、全校児童90人を前にビバルディ作曲の「四季」より「春」や、エルガー作曲の「威風堂々」などを披露。体育館にクラシックの名曲が響き渡った。
リズムコーナーでは、音楽に合わせて手拍子をするなどして元気に体を動かした。最後に、アンサンブルの演奏に合わせて校歌を歌った児童は、笑顔で拍手を送っていた。
4年生の男子児童(10)は「緩やかな曲は静かに、テンポがいい曲は楽しんで聞くことができた。知らない楽器の名前も知れて良かった」と話していた。
9月28日には阿賀野市の安野小、29日には阿賀町の津川小でも開かれる。