元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが少しずつ復活に前進しているようだ。
昨年1月にパートナーへの暴行疑惑などで逮捕されてから、休職に追い込まれたグリーンウッド。今年2月に起訴が取り下げられたが、ユナイテッドでは活動再開が叶わず、今夏にヘタフェへの1年ローンが決まった。
異国スペインで禊ぎの再出発となった21歳は17日に行われたラ・リーガ第5節のオサスナ戦に後半途中から出場して、約20カ月ぶりに実践のピッチに。続く第6節のレアル・ソシエダ戦でも後半途中から出た。
そうして迎えた27日の第6節ではアスレティック・ビルバオを相手に左ウィングで移籍後初先発し、最後までプレー。0-1の51分には左CKのキッカーを務め、ガストン・アルバレスの同点弾を初アシストした。
イギリス『デイリー・メール』によると、先発は実に613日ぶり。ユナイテッド時代の2022年1月22日に行われたウェストハム戦以来だ。
新天地デビュー戦ではオサスナの一部サポーターから野次が浴びたりとスペインでも厳しい目が向けられるグリーンウッドだが、フットボーラーとしての感覚を少しずつ取り戻しつつあるようだ。