クロアチアの若手CBがピッチ縦断のドリブルゴール!80m切り裂く一撃に「人生でこんなの決めたことない」

[写真:Getty Images]

類を見ない単独ドリブルからのゴールがクロアチアで誕生。リエカのU-21クロアチア代表DFニコ・ガレシッチが見事なソロゴールに注目が集まった。
【動画】CBが圧巻の約80m単独ドリブルから見事なゴール

クロアチア1部リーグに属するリエカは、24日の第9節でスラヴェン・ベルポとアウェイで対戦。ガレシッチはセンターバックの一角として先発出場した。

両チーム無得点で迎えた39分、味方GKからパスを自陣ボックス手前で受けたガレシッチは、相手がプレッシャーにこないこともあり、前方のスペースを確認して持ち上がる。

ハーフウェーラインを越えてようやくベルポ側も寄せ始めるが、ガレシッチは見事なコース取りでするすると前進。バイタルエリアでは相手のセンターバックを華麗に抜き去り、最後はボックス内からの左足のフィニッシュでネットを揺らした。

ガレシッチはクロアチアにルーツを持つ、ドイツはベルリンの出身。年代別のクロアチア代表にも名を連ねる22歳のセンターバックだ。

ボックス・トゥ・ボックスを単独ドリブルで切り裂いた圧巻のゴールは、この試合の決勝点となった。殊勲のガレシッチはクロアチア「novilist」で「人生でこんなゴールを決めたことはなかった」と、自身でも驚きだと口にしている。

「これまでの人生でこんなゴールを決めたことはないですね。このようなゴールはめったに起こりません。正直に言うと、(GKのネディリコ・)ラブロビッチからパスをもらったとき、最初は右サイドにはたこうと思っていました」

「けど、相手がそのパスを狙っていることに気づいて、それで真ん中に行こうと。(相手陣内ではフラニョ・)イバノビッチが動いてスペースを開けてくれたので、最後まで行く以外に選択肢はありませんでした」

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