青森の駅弁食中毒489人に拡大 28都道府県で確認

青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の本社

 青森県八戸市保健所は28日、同市の駅弁製造会社「吉田屋」の弁当を原因とする食中毒で、27日時点で28都道府県の489人の患者を確認したと発表した。26日発表時は394人だった。

 都道府県別では新たに大阪、群馬、長崎の3府県が加わったほか、各地で新たな患者が判明した。前回1人だった栃木県は取り下げた。栃木県は取材に「虚偽の申告があった」と説明している。

 市保健所によると、うち11人が入院したが、既に全員退院したという。

 吉田屋は27日、ホームページ上に新たな文書を掲載。同社提供の食品の検体などから菌が検出されていないとの報告があったとしている。

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