15キロの重りを抱えて泳ぐ…海上保安庁と消防の潜水士が合同訓練 甚大化する自然災害に備えて体力作り

水難救助にあたる、海上保安庁と消防の潜水士が合同訓練を行いました。

三重県鳥羽市で行われたこの合同訓練は、厳しい気象条件でも現場にいち早く駆けつけられる体力を養おうと毎年行われているものです。

28日は鳥羽海上保安部と、三重県内などの消防の水難救助隊に所属する潜水士20人が参加。船にぶら下がって進んだり、15キロの重りを腹の上に抱えて泳いだりし、参加者らは時おり苦しそうな表情を見せながらも声を掛け合って、訓練に取り組んでいました。

(鳥羽海上保安部巡視船いすず 山下浩一郎船長)
「近年台風が大きくなったり大雨だったり、そのあたりの自然災害もかなり甚大化していますので、海上保安庁と消防機関それぞれが力を合わせて(いきたい)」

この訓練は29日まで行われます。

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