ミサイル発射訓練中に立ち入り禁止の場所に入った後輩隊員の尻を蹴る パワハラで岐阜基地の3等空曹を懲戒処分

航空自衛隊・岐阜基地の3等空曹の男性が訓練中に後輩隊員の尻を蹴るなどの暴行を加えたとして、停職5日の懲戒処分となりました。

停職5日の懲戒処分となったのは、航空自衛隊の岐阜基地で弾道ミサイルの迎撃などを担当している3等空曹の30代の男性です。

自衛隊によりますと3等空曹は、2019年5月、岐阜基地内の訓練場で地上から航空機を撃墜するミサイルの発射訓練をしていたところ、見学中の後輩隊員が立ち入り禁止の場所へ入ったことに腹を立て、膝で尻を複数回、蹴るなどしたということです。

3等空曹はこの2日後にも、同じ隊員の左頬を平手打ちしたり、拳を押しつけたりする暴行を加えていました。

暴行を受けた隊員が上司に相談し、発覚。

3等空曹は「安全な動作を行えないと思った」という趣旨の話をしているということです。

岐阜基地は「より一層の隊員指導の充実をはかり、同種事案の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

© CBCテレビ