茨城県知事、バンジー初挑戦 観光キャンペーン成功願う 常陸太田の竜神大吊橋

竜神大吊橋からバンジージャンプする大井川和彦知事=28日午前、常陸太田市天下野町

10月1日に開幕する「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」の成功を願い、茨城県の大井川和彦知事が28日、同県常陸太田市天下野町の竜神大吊橋でバンジージャンプに初挑戦した。竜神ダムの湖面から高さ約100メートルの橋桁から勢いよく飛び出し、終了後は「茨城県の新しい観光の姿を提示する」と意気込んだ。

バンジージャンプ体験は、報道や旅行社向けの茨城DC体験ツアーの一環で実施。大井川知事は、同市の宮田達夫市長から体験券を受け取ると、「茨城に全国の皆さん来てください」と叫んで、橋桁から思い切りダイブ。見守った観衆からは拍手が湧き起こった。

体験後、大井川知事は「想像以上に怖かった」と苦笑いしながらも、ジャンプ中の爽快感を強調。「スリル満点のバンジーを楽しんで」と、DC期間中の企画「夜間バンジー」をPRした。

茨城DCはJR各社と県、自治体などが取り組む全国最大規模の観光キャンペーン。10~12月の3カ月間にわたり、県内各地で「アウトドア」「食」「新たな旅のスタイル」をテーマに、さまざまな体験型観光が繰り広げられる。

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