新型コロナ変異株のワクチン集団接種始まる

広島市で9月28日から新型コロナウイルスの変異株に対応したワクチンの集団接種が始まり、湯崎知事も感染予防を呼びかけました。広島市中区の会場で、オミクロン株「XBB」系統に対応したワクチンの集団接種が始まりました。この会場で使用されるのはファイザー社製で、事前予約は電話とインターネットで受け付けています。接種は無料で、きょうはおよそ1300人の予約枠がほぼ埋まったということです。

■接種後 会話

「あれもう終わったんですか?」「もう終わりました。」「ありがとうございました。」

■接種した人

「安心しました。気分的に。」

「今までのマスクと手洗いとうがいと基本的なことをやるしかない。早く収束してほしい」

広島市では順次、西区や安佐南区など5か所に会場を設け、12歳以上を対象とした集団接種を予定しています。9月28日は湯崎知事も接種に訪れ、感染予防を呼びかけました。

■湯崎英彦 広島県知事

「高齢者や基礎疾患がある方々の重症化を防いでいくという上で、このワクチン接種というのはぜひ検討いただきたい」

9月18日からの1週間で県内の定点当たりの感染報告数は「9.58」と、前の週に比べやや減って減少傾向が続いています。

(2023年9月28日 放送)

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