こどもホスピス、札幌市が開設支援 戸建て民間施設整備へ啓発活動

北海道こどもホスピスプロジェクトが札幌市中央区のマンションの一室に開設している仮設のこどもホスピス(石川崇子撮影)

 札幌市は、小児がんなど重い病気の子どもや家族が休息を取ったり、短期滞在したりする施設「こどもホスピス」の整備に向け、民間支援に乗り出す。民間が戸建ての施設を市内に2027年度までに開業することを目標に、啓発活動などで協力する。21年に開業した横浜市では市が民間に土地の無償提供などを行っており、札幌でも行政の関わり方が課題になりそうだ。

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