犬が家具を噛んでしまう時にできる3つの対策!やめさせるために意識すべきポイントとNG行為を解説

犬が家具を噛んでしまう時にできる対策

(犬と暮らせば家具のひとつやふたつくらいボロボロになるものだ…)と、諦めていませんか?(いつか買い替えるものだし…)と、甘く考えていませんか?

家具は新しく買い替えることができますが、犬にとってはどうでしょうか。「家具は噛んでいいもの」と認識してしまった場合、老犬になっても家具を噛む癖は直せないかもしれません。

また、家具を噛むことで犬の歯が欠けたり、折れたり、歯茎や口腔内を傷つけるなどすることまで考えることができているでしょうか。

愛犬が家具を噛むことは、ほとんどの飼い主が経験します。噛み始めるタイミングがあるようです。子犬の頃から噛む犬もいれば、成犬になって歯がより丈夫さを増した頃に噛むようになる犬もいます。

早めの対策をするようにしましょう。

1.運動の強度を上げること

犬が家具を噛んでしまう時にできる対策は、運動の強度を上げることです。

ただお散歩をするだけではなく、ちょっと早歩きをしてみたり、駆け足をしてみたり、ドッグランで思いっきり走らせるなどしてみてください。

犬が家具を噛む理由には、運動不足やストレス、体力が有り余っていることなどが挙げられます。外で体をたくさん動かし、自宅で家具を噛むことで発散しようとすることがないようにするための対策です。

2.スキンシップやコミュニケーションを充実させること

犬が家具を噛んでしまう時にできる対策は、スキンシップやコミュニケーションを充実させることです。

ブラッシングをする、マッサージをする、ドライブに行く、お散歩の時間を長くする、おもちゃ遊びをするなどしてみてください。

犬が家具を噛む理由には、構ってほしい・甘えたい・寂しい・不安などの気持ちが深く関係していることがあります。

お留守番している時間が長い犬ほど、一緒にいられる時はスマホやテレビを見る時間を減らし、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションの時間に充ててみてください。

3.噛むことを目的とした犬用のおもちゃを与えること

犬が家具を噛んでしまう時にできる対策は、噛むことを目的とした犬用のおもちゃを与えることです。

子犬の歯が乳歯から永久歯へと生え変わる時、歯茎がムズムズとし、不快感を取り除きたくて家具を噛むことがあります。子犬には、子犬用の噛むことを目的とした犬用のおもちゃがおすすめです。

成犬であれば、小型犬には小型犬用を、大型犬には大型犬用を与え、噛んでいる最中は終始、飼い主が見守ってください。欠けたり割れたりした時は、すぐに「ちょうだい」をするようにしましょう。

歯や歯茎の健康が心配なシニア犬や老犬には天然木材で作られた噛むことを目的とした犬用のおもちゃがおすすめです。

やめさせるために意識すべきポイントとNG行為

やめさせるために意識すべきポイントは、「愛犬が家具を噛んでしまう理由は何か」を知ることです。

理由が分からないのであれば、対策をすることができません。犬が家具を噛んでしまうことには必ず理由があります。愛犬としっかり向き合い、気持ちや理由を読み取ってみましょう。

家具を噛んでしまう愛犬へのNG行為は、むやみに叱りつけること・怒鳴ること・叩くこと・無視することです。どれも対策にも解決にもなりません。

一時的には家具を噛むことをやめてくれるかもしれませんが、本当にその時だけです。飼い主のいないお留守番中にこっそり家具を噛むようになってしまう場合もあります。

まとめ

犬が家具を噛んでしまう時にできる対策を3つ解説しました。

  • 運動の強度を上げること
  • スキンシップやコミュニケーションを充実させること
  • 噛むことを目的とした犬用のおもちゃを与えること

十分な運動をさせ、愛情を持ってスキンシップやコミュニケーションをし、噛んで良いものと悪いものの区別をつけさせることが主なポイントです。

愛犬が家具を噛んでしまう原因を探ることから始めてみましょう。そうすれば、適切な対処ができるはずです。

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