「家族は僕の全て」遠藤航は家族にとって大切な日に初アシスト、チームへの適応を語る「本来の自分を見せることができた」

[写真:Getty Images]

リバプールで初アシストを記録した日本代表MF遠藤航が、レスター・シティ戦を振り返った。
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今夏電撃的にシュツットガルトからリバプールへと加入した遠藤。アクシデントもあり即デビューという形で、自身の夢の舞台であったプレミアリーグでプレーすることとなった。

途中出場がメインながら、プレミアリーグでは4試合に出場。主にクローザーという立ち位置になっている他、ヨーロッパリーグ(EL)ではデビューを果たし、EFLカップ(カラバオカップ)のレスター戦では初のフル出場を果たして1アシストを記録した。

『The Athletic』でレスター戦について振り返った遠藤。自身にとっても大事な試合となったが、家族にとっても大事な1日だったことを明かした。

「今日は4人の子供たちが新しい学校に通い始めたので、とても大切な日でした」

「どいういう発見があったのかはまだ聞いていないですが、全てを聞くのが楽しみです。ついに家族がここに来られてとても嬉しいです」

「僕たちは新しい家に引っ越しましたが、全てが順調です。彼らに会えるのが待ちきれません。家族は僕にとって全てです」

ついに家族もイングランドにやってきた遠藤。その日にしっかりと結果を残すあたり、大事なところでキッチリ仕事をする遠藤らしさとも言えるだろう。

アシストを記録したレスター戦では本来の持ち味を発揮。ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのスーパーミドルにつながる鋭い縦パスを入れただけでなく、パス成功率は90%(52本中47本)を記録。チームトップとなる13回のボール奪取、4回のインターセプト、空中戦のデュエルも4つのうち3つで勝利していた。

加入後最も良いパフォーマンスを見せた遠藤だが、自身でもかなり手応えがあるようだ。

「とても楽しかったです。他の試合よりも良かったと思っています。本来の自分を見せることができて嬉しいです」

「守備面では適応しようとしています。今夜の後半でプレーしたように、ニューカッスルでもヨーロッパの戦いでも同じようにプレーしたかったですが、時間が必要だったことは理解しています」

「90分間フル出場できてとても気持ち良かったですし、変化をもたらすことができたと感じています」

「後半と同じようなプレーを続けられれば、プレミアリーグでももっとプレーできると願っています。準備もできていると感じています。どの試合でも、こういったプレーをしなければなりません」

徐々にチームに適応してきたと語る遠藤。才能ある若手を獲得するというクラブの方針がある中で、中盤の補強に失敗していたユルゲン・クロップ監督はオーナーたちに遠藤獲得の重要性を説明したとも。遠藤はプレッシャーもある中、役割や試合の変化に適応する時間はかかったものの、自分の良さを出していけると語った。

「システムが異なり、ゲームはより速く、ここでの僕のポジションは以前よりも少し高い位置にいます」

「監督は僕がディフェンダーの前にいるだけになることを望んでいません。もっと高い位置に行って、常にボールを奪おうとしなければなりません」

「ここでは全ての試合に勝たなければならないですが、その結果としてのプレッシャーは感じていません。僕は謙虚ですが、彼らが僕を信じてくれているからここにいるという考え方を持っています」

「参加できることはとても楽しいです。これは僕の夢であり、楽しんでいます。僕たちはこれまで素晴らしい成果を上げてきました」

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