中澤佑二氏がワイン公式アンバサダー就任「趣味でも仕事でも、こだわりを持つ方に飲んでいただきたい」

サッカー元日本代表DFで現在は解説者の中澤佑二氏が28日、スペイン大使館で行われた、三国ワイン「ロジャーグラート」公式アンバサダー就任式に出席した。

「ロジャーグラート」は、スペイン・カタルーニャ州を中心に製造されているスパークリングワイン「カバ」のブランド名。1882年にアルト・ペネデス地方サン・エステベ・セスロビレスで創業し、140年ブランドを守っている。日本では、97年に販売が始まった。

三国ワイン・マーケティング部長の須佐敏郎氏、同マネージャーの佐藤奈緒子さんとともに登壇した中澤氏は「DFとして日本のゴールを守り切ったご縁で、お声をいただきました」と就任のいきさつを説明。「僕の(現役生活)20年と(ロジャーグラートの)140年はかけ離れている。尊敬しています。20年といっても薄っぺらですよ。トルシエ(元日本代表監督)との確執があって、いざこざからスタートでしたから」と話し会場を笑わせた。

就任を記念して、マグナムボトルに契約サインをした中澤氏。現役時代はお酒を口にしたことがなかったことを明かし「僕にとっても大きな一歩。ワインが似合う男として、日の丸を背負った時と同じように全てを背負っていきたい」と、公式アンバサダー就任を意気込んだ。「ダウンタウンの浜田(雅功)さんに1個お渡しした。いろいろな方に渡していきたい」と話す中澤氏は、芸能界でアンバサダーとしての「普及活動」をしたことも明かす。

トークセッションでは、須佐部長から「衣装を切り替えるたびに歌を歌われていた」と、宣伝材料撮影の舞台裏を明かされた中澤氏。「(大好きな)安室奈美恵さんの曲を流して歌っていたら最終的に、三国ワインさんがベストアルバムを流してくださった」と笑っていた。

「雰囲気作りからヨイショしてもらった」と関係者に感謝した中澤氏。撮影でこだわったことを聞かれると、ワイングラスを持つキャンペーン画像を指さしながら「この指!ここ…指だけの、こだわりがすごい。指がつりそうでした」と撮影を振り返った。

どんな層に飲んでもらいたいかを聞かれた中澤氏は、「趣味でも仕事でも、こだわりを持つ方に飲んでいただきたい」とアピール。また、至福の時間は?との質問には、「試合後に中村俊輔ら、年の近い選手と風呂で試合内容を語り合うのが至福の時」とJリーグ横浜での現役時代を振り返った。そして現在は「家族と一緒の時が至福」とコメントしていた。

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