使用は原則禁止 荒川河川敷に狩猟用「トラバサミ」

足立区を流れる荒川の河川敷に、法律で使用が原則禁止されている狩猟に使う罠の一つ、「トラバサミ」のようなものが発見され、区は近隣住民に注意を呼び掛けています。

記者:「トラバサミが発見されたこちらの河川敷には、このような注意看板が設置されています」

9月28日、荒川の河川敷でトラバサミに足が挟まれたネコを近所の男性がみつけ、救助したということです。28日に足立区と警視庁が金属探知機を使って、周辺を探索しました。

新たなトラバサミは発見されませんでしたが、区は看板を設置し、むやみに草むらに入らないよう注意を呼びかけています。

心配になって河川を訪れたというこちらの男性は…

「考えられないですね。わんちゃんも散歩してるし、小さいお子さんも遊んだりするんで、足を挟むと本当に千切れるくらいの強力なものだから、ちょっと考えられないですね。(Q:トラバサミを仕掛けた人にかけたい言葉はありますか?)正直に言えば、あなた挟まれって感じですね、あなたの足で試してくれ、どれくらい痛いのかていう、そこは正直な気持ちですね」

足立区は、周辺でトラバサミを見つけても触らずに、最寄りの警察に連絡して欲しいとしています。

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