【特集】ラグビーワールドカップ事前合宿に帯同した石田篤シェフ

 現在、フランスで行われているラグビーワールドカップで日本は29日、サモアとの一戦に臨みます。

 大会が始まるおよそ1カ月前、イタリアで行われた事前合宿にチームに帯同したシェフが鹿沼市にいます。

 料理を通して選手たちをサポートしていたシェフに日本代表への思いを聞きました。

 鹿沼市府中町にある中華懐石料理の「恵泉」です。
 
 オーナーシェフの石田篤さんはラグビーワールドカップが始まる前の先月(8月)19日から2週間、イタリアでの日本代表の事前合宿にチームのシェフとして帯同しました。

 選手たちが最高の舞台で最大のパフォーマンスを引き出せるようにと栄養バランスに配慮した料理を提供しました。

 今回、日本代表のシェフを引き受けた大きな理由の1つに競技は違いますがサッカーのゴールキーパーとして日々練習に励んでいる中学2年生の息子、眞心さんとの目標がありました。

 任務を終えた石田さんには選手たちがサインを寄せたワンチームのユニフォームが贈られました。

 一方、地元に戻った石田さんは、自分の魂を込めて作ったという宇都宮ギョーザをワールドカップの開催地フランスに送りました。

© 株式会社とちぎテレビ