Bリーグ利用見込むアリーナ整備、2026年秋オープンは「難しい」 基本計画策定遅れで福井市長が認識 

アリーナ構想の建設候補地となっている福井市東公園。左奥の高層ビルはハピリン=同市豊島2丁目
記者会見する福井市の東村市長=9月28日、福井県の福井市役所

 福井県の福井市東公園を建設候補地とする民設民営のアリーナ整備構想について、同市の東村新一市長は9月28日、基本計画の策定の遅れなどを踏まえ、経済界が目標とする2026年秋開館は「難しい」との認識を示した。

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 整備・運営スキームや資金調達などの具体化に向け、経済界は当初、今夏をめどに基本計画を公表する予定だった。資材高騰などによる経費の増加や地元意見への対応に時間を要し、現在も策定されていない。アリーナはバスケットボールBリーグなどの利用を想定している。

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