チェルシーOB、1月のマーケットでのオシムヘン獲得を古巣に進言

写真:チェルシーOBがオシムヘン獲得を進言

チェルシーのOBである元フランス代表DFフランク・ルブーフ氏が、オンラインサイト『CasionsEnLigne』上でインタビューに応じ、ナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得を古巣チェルシーに進言した。

ルブーフ氏はまず、リーグ・アンでプレーする選手の中でチェルシーに移籍する可能性のある選手を問われ、次のように答えた。

「現実的な選択肢として思い浮かぶ選手は多くない。チェルシーは中位のクラブだ。選手を獲得するのは難しいし、キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)のような選手は行きたがらないだろう。有能な選手はUEFAチャンピオンズリーグでのプレーを望んでいるものだ。CL優勝からわずか2年で、チェルシーはどんな状態になっただろうか。クラブが崩壊したチェルシーにトップ選手は行かないだろう」

昨年5月にクラブを買収したトッド・ベーリー氏に対しては「何の反対もないが、早急に状況を変える必要がある。さもなければクラブを潰すことになるだろう」と警告した。

また、ここまで1勝2分け3敗で14位と開幕から不振が続く責任が誰にあるかを問われると、ルブーフ氏はこう答えた。

「選手の採用担当責任者に最も責任があると思う。若い選手たちに熱意があれば長期契約を結ぶことに問題ないだろうが、取締役会はチームのバランスを取ることを忘れている。チアゴ・シウヴァを除けば主力は非常に若い選手ばかりで、経験も不足している。そして、リーダーシップの欠如が一番の問題だ。採用担当はそのようなことを考えていなかった。つまり、全員に責任があるということだ」

そして「1月のマーケットでチェルシーに誰と契約してほしいか」と聞かれると、ルブーフ氏は次のように進言した。

「チェルシーにはストライカーと経験豊富なMFが必要だ。私は昨シーズン、アレクサンダル・ミトロヴィッチ(アル・ヒラル)を推薦した。彼はワールドクラスの選手ではないが、リーダーでありファイターだ。オシムヘンはナポリで問題を抱えている。チェルシーは恐らく1月に彼の獲得に動くだろう。ナントのモスタファ・モハメドもいい仕事ができると思う」

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