【動画】3Dプリンターで治療? パレスチナ・ガザ地区、やけどで苦しむ子どもたちのために

国境なき医師団(MSF)は、パレスチナ・ガザ地区の病院で、顔のやけどに苦しむ子どもたちに3D技術を用いた特別な治療を提供している。 手順はこうだ。3Dプリンターで患者の顔の型を作成し、それを使って透明な保護マスクを作る。このマスクは包帯などと違い、顔を覆い隠す必要がない。そのうえ、患者の皮膚を保護し、傷跡の治癒を助けてくれる。 この「3Dプロジェクト」は、MSFが患者中心のケアを提供し、それぞれのニーズに合わせて治療を組み立てていく取り組みの一つとなっている。

© 特定非営利活動法人国境なき医師団日本