WEリーグを戦う日テレ・東京ヴェルディベレーザは29日、クラブ史上初となる完全オリジナルデザインのユニフォームを発表した。
【写真】クラブ史上初のオリジナルデザイン! ベレーザの新ユニフォームが発表!
2023-24シーズンのWEリーグは11月に開幕。現在はWEリーグカップが開催されている中、ベレーザはグループB首位に立っており、最終節で決勝進出をかけて戦う。
今回発表されたユニフォームは、ベレーザのためだけに作られたデザイン。WEリーグの新シーズンと皇后杯で着用されることとなる。
これまでは東京ヴェルディと同じデザインを踏襲していたものの、今回はオリジナルデザインに。その理由については「WEリーグが発足して3年目を迎え、女子サッカー界をけん引し、さまざまな部分でパイオニア的存在を目指すベレーザというチームにおいて、女性アスリートがより輝くために専用のユニフォームを作り、女性アスリートの強さ、美しさ、誇りを表現する必要があると考えました」としている。
また、サプライヤーの「ATHLETA(アスレタ)」共協力したとのことで、「デザインはもちろんのこと、ユニフォームサプライヤーであるアスレタ社とも協力し、女性アスリートがよりプレーしやすく、輝きを放てるような素材選びやサイズ調整も実施して、クラブ史上初となる完全オリジナルデザインのベレーザ専用ユニフォームを製作いたしました」と説明している。
なでしこリーグ時代は、実に17回の優勝を誇っているものの、WEリーグの過去2シーズンはINAC神戸レオネッサ、三菱重工浦和レッズレディースの前にタイトルを逃し、昨シーズンのWEリーグカップは決勝で浦和に敗れてタイトルを逃していた。今回の新たなユニフォームで再びタイトルを目指すこととなる。
デザインのコンセプトは「BRILLIANT」で、「女子サッカー界を牽引してきた日テレ・東京ヴェルディベレーザ。先駆者としての誇りと輝かしい栄光の歴史を胸にベレーザの真価を体現する時。強く、美しく、そして誇り高く。女王として輝き続けるために。ベレーザは戦う。」とされている。
ユニフォームは「ベレーザに関わる一人ひとりが輝く “BRILLIANT” をV字に交差する光の格子柄 (SHINE PLAID)で表現。多様性の融合とクラブが団結する意志を込めたデザイン」となっており、FPがグリーン、GKはグレーのカラーとなる。2ndユニフォームも同じデザインとなり、FPがホワイト、GKがオレンジとなった。
ファンは「良いね!」、「素敵なユニフォーム」、「めっちゃかっこいい」、「オリジナルがきた」、「この取り組みを待ってた」、「めちゃくちゃ良いデザイン」、「専用ユニなのが良い」とコメント。また、胸にはどこか懐かしさを感じる「コカ・コーラ」のスポンサーロゴが入り、Jリーグ黎明期を感じる人も多いようだ。